C57135 東京交通博物館所蔵

昭和15年三菱重工神戸造船所にて作製され、
高崎に新製配置されました


(←交通博物館の説明書きから)
その後昭和27年小樽築港、昭和44年室蘭を経て、
岩見沢第一機関区に移りましたが、
昭和50年まで、38.44.57144号機と
最後に残った「シゴナナ」の中の一台です。


昭和50年12月14日に最後の蒸機旅客牽引列車
225列車の先頭に立って、
室蘭〜岩見沢間を運転しました。

当時、225列車はD51で牽引されていたのですが、
この日に限り、135号機に置き換えられ、
山口百恵さんと一緒にNHKの番組に
「出演」という、華やかな引退運転だったそうです。

(北海道ローカルで放送された特番で、
135号機を取り上げた番組があり、
当時それが話題を呼んで、選ばれた、と言う話ですが・・)

昭和51年3月31で廃車後、田端に回送−解体の後、
交通博物館で再組立され、
昭和51年5月14日から展示されました。
こうしてみると分かるのですが、スノープラウの他に、
北海道在籍時の特徴で、デフレクターを切り詰めていたり、
入れ替え作業の手すりがある箇所(右側の四角い所)や
寒冷地仕様の密閉キャブや、
旋回窓に改造されているのが分かります。


(なお小樽築港在籍時は、重油タンクを付けていたのですが、
岩見沢移籍後に外されました。)

旧交通博物館時代の写真(写真提供 jsasaki様)


さいたま市大宮・鉄道博物館に移った、135号機の姿です。


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